【営業時間】 11:00~14:30、17:30~20:30
【定休日】 木曜日 ※水曜日は昼の営業のみです。
地図はこちらです。テーブル席22席、お座敷席16席(店内画像)、全席禁煙になります。駐車場有(10台程度)。

2011年3月25日金曜日

天ざる


天ざる      1,150円

蕎麦屋で食べたいものと聞かれて誰もが思いつくのは天ざるではないでしょうか。
もちろん当店の看板メニューです!

胡麻油の香りたかいサクサクの大海老と冷たいおそばを一緒に食べるとそれはもう至福の時間です。
当店は天ぷら鍋で揚げていますから、天ぷらを食べた後の胸やけも酸化した油の感じもありません。
天ざるはどこの蕎麦屋でも看板メニュー。
だからこそお店によって味の違いやこだわりが強く感じられる一品です。
是非当店の天ざるを召し上がってください。

2011年3月15日火曜日

1ドリンク10円募金


今回の震災を受けて、当店では「1ドリンク10円募金」を始めます!
アルコール類を含むすべてのお飲物をひとつご注文いただく度に、その販売価格の中から10円募金させていただきます。
ある程度金額が集まりましたら、責任ある団体に寄付させていただきます。
よろしくお願いします。

2011年3月14日月曜日

「また再建しましょう」



地震直後、家族で祖父の家に避難しました。
外のほうが安全なのでしょうが、次男が熱を出していたので屋内に避難です。

祖父母に会うと、どこかあっけらかんとした感じ。
この動画のじいさんのように堂々としています。

私は思いました。
やはり戦争を体験している人は違います。
逆境に負けない精神的な強さがある。

私もこの痛みを乗り越えて、前に進んでいかなくてはなりません。

2011年3月13日日曜日

私にできること

東日本巨大地震が起きてから3日目。
時間の経過とともに被害はどんどん大きくなってきています。
行方不明者の皆様が、一分でも一秒でも早く救出されることを祈っております。
そして被害にあわれた皆様にはお悔やみを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。

今回の震災では多くの経験をし、色々なことを考えました。
きっと皆さんもそうだと思います。
でもそれをいま書くわけにはいきません。


それよりもいま私に何ができるか。

私がボランティアで被災地に行っても迷惑なだけでしょう。
当然ご飯も食べますし水も飲みます。トイレも必要です。
被災者の皆様の邪魔になるだけです。

物資を送ろうかな。
でも被災地で本当に必要なものは、その場でないと分かりません。
こういったことは救援のプロに任せるのが一番です。

では私にできることといったら、やはり募金しかありません。
一応私は蕎麦を売ることはプロです。
ですから一生懸命蕎麦を売ってお金を稼いで、募金をする。
これしかないと思っています。


東京は被害が最小限です。
さらに西日本は被害を受けていません。
被害の大きい地域が早く復興できるように、すぐに私たちは元の生活に戻って、今まで以上に経済活動をがんばって支援しましょう。
明日からやるぞ!

2011年3月7日月曜日

早春 純米吟醸無濾過生原酒 荒走り

早春 純米吟醸無濾過生原酒 荒走り   650円

五百万石を使用。
荒走りとは醪(もろみ)を槽におくときに滴り落ちてくるお酒のこと。
白く濁っていて香りが強め。
華やかさはありますが、味にまとまりがない印象も受けます。

そしてこの早春はというと口に含むときの吟醸香は抜群。
キレ、酸味、渋みが強く、荒々しい感じがあります。
インパクト強めです。
ちなみに当店ではある程度酸化させていますので、角が立つような感じは少なくなっています。
是非この機会にご賞味ください。

2011年3月5日土曜日

鍋島 純米吟醸無濾過生原酒中汲み

鍋島 純米吟醸無濾過生原酒中汲み 650円

現在地酒ファンの間で静かなブームを巻き起こしている鍋島。
今回は五百万石を使用した限定酒です。
芳醇な香りと、程よい酸味。
まとまりのあるスッキリとした味わいです。
是非この機会にご賞味ください。

2011年3月2日水曜日

クリエイティブな生き方

Twitterを見ていたら、作家・批評家の東浩紀さんがこんなツイートをしていた。

@hazumaから引用。
【それはそれとして、一般にみんな入試で騒ぎすぎだとは思う。受験シーズンなのでぼくのところにも「浪人するのと滑り止めに行くのとどっちがいいでしょうか」的なメールが迷い込んだりするのだが、39歳になった現在からすると、そんな選択でなにも人生決まらないから大丈夫、というのが率直な感想。】

【ぼくも昔受験生だったし、予備校教師もやっていたわけだけど、学歴偏重の終身雇用の大企業かなんかを狙っているのでないかぎり、どの大学に行くのかなんてほんとどーでもいいって。4年間をどう充実して過ごすかを考えたほうがいいよ。】

【まあ、とにかく大事なのは、「自分がなにをやりたいか」を考えることですよ。】

【受験とか就活とかって、えてして「自分がなにをやりたいか」を考えないで済ませる逃避になりがちなんで、そうならないといいんじゃないのってことです。人生の目標が明確でバリバリ勉強しているのであれば、むろん問題ない。】


まだまだ30歳の若造の私ですが、そんな若造でも東さんの意見には大いに賛同いたします。

ちなみに私はM大学出身、中学高校はその付属校でした。
大学へは推薦入学なので受験勉強はなし。
学生時代はとにかく自分の好きなことに没頭する毎日でした。
そんな自由すぎる生き方が身に付いてしまったのか、就職活動もまったくせず(不安さえ抱かなかった)、大学卒業後は蕎麦の道へと進みます。

環境といってしまえばそれまでなのですが、しかし一番大事なことは「自分がなにをやりたいか」なのだと思います。
大学卒業時、周りを見渡すと企業に勤めていない人は本当に数えるほどでした。
私と同じような職人の世界に入った者2人と俳優やミュージシャン、そして大学院生。
あとはみんな企業への就職でした。
それが30歳になってみると、本当に多種多様に変化してきています。
資格を取った者(医者、弁護士、会計士)、ベンチャー企業の社長、実家の商店を継いだ者などなど。
つまり就職後に段々と「自分がなにをやりたいか」が見つかってきたのでしょう。

「自分がなにをやりたいか」が見つかるのなんて、そうそう簡単ではないしタイミングもあります。
いや、むしろ巡りあわせだけかもしれない。
苦労して入社した企業の仕事が天職と思えるか思えないか、そんなこと仕事をする前に分かるわけがありません。
極論を言えば、天職だと思えればラッキー!失敗だったとしてもラッキー!ではないでしょうか。

もちろん終身雇用、年功序列のシステムが原因で日本の経済は落ち込んでしまっているし、その問題が一気に噴き出しているのが就職活動です。
学歴社会として入試にも影響しています。
でもそこは(逃げるということではなくて)流されてしまってもいいんじゃないかなと思います。
いつか必ず自分のやりたいことが見つかります。

それまでは必死に努力することです。
「自分がなにをやりたいか」を見つけるためには、前提として自分自身を磨く必要があります。
先のことを悩む前に、毎日の生活を充実させることのほうが余程大切です。