それはデリバリーです。
開店以来ずっと店内販売しかおこなってきませんでしたが、何度か考えてきたことでもあります。
出前をしているお蕎麦屋さんは多いですが、実際は結構難しいものなのです。
その理由は単純に麺がすぐに伸びるからであります。
味がまったく変わってしまう。
これを解決するために出前をしているお蕎麦屋さんは色々と工夫をしているわけですが、もしも当店が出前をするとなると、蕎麦を含めお店の基幹部分を大幅に変えなくてはいけなくなる。
長い目で見れば、これは絶対にマイナスに作用することです。
しかし一方でお店の運営方法をこのままのスタイルで続けていけばいいのかを考えると、これは相当の危機感を感じております。
高齢化、人口の減少、地域経済の変化。
周囲の環境が変わってきていることを、この何年間かとくに強く感じています。
例えば30年も営業しているわけですから、開店以来ずっと来ていただいているお客さまも、30年分年齢を重ねられるわけです。
已む無き事情で失客しているケースも多々あります。
飲食店で一番必要なことはリピーターのお客様をしっかりと守ることです。
両親がお客様を大切にしてきたから、30年も続けてこれているのだと思います。
当店を愛していただいているお客様、すべてに感謝です。
その30年間営業を続けてこられた地域の皆様にもう一度当店の味を届けることはできないかと、そういう思いから今回のデリバリーという中食も力を入れようという結論に至りました。
では蕎麦の扱いはどうするのか。
そこで考えたのはデリバリーでは、蕎麦ではなく、うどんとご飯ものをメインで販売していこうということです。
例えば冷したぬきうどん弁当とか親子丼弁当のように。
うどんならば蕎麦ほど味の心配をしなくてもいいです。
それから「~弁当」と書きましたが、デリバリーとテイクアウト、どちらもできるようにしたいと思っています。
また重要なこととして、配送範囲です。
30年間店内販売しかおこなってきませんでしたから、当然出前のノウハウがありません。
あまり広い範囲を対象にしすぎると、対応しきれないと思います。
いつか拡大できればと願いながら、いまは小さい範囲を対象にするつもりです。
果たしてデリバリーが成功するか、撤退になるか。
1月後半スタートできるように準備を進めてまいります。
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